娘の歯の矯正についての記録です。

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娘ちゃんの口元がおかしいな、と思ったのは

1歳の誕生日を過ぎた頃です。

なんだかいつも舌がちょろっと出ていました。

変なの、とは思っていたけど、小児科の先生に言ってもわからないし、

定期健診の保健師さんに聞いてもわからないし、

まぁ誰にも指摘されないから、おかしいと思いながらもそのまま放置してました。

 

食物アレルギーもあったから食べる量も少ない娘。

一人っ子だから食べることに強欲さもないし

噛む力もあまりない。成長曲線は正常下限ギリギリというところでした。

 

小学生に入る頃、肉が食べれないから嫌い、と言い出しました。

理由を聞くと、「噛み切れない。」と言うのです。

確かにウチでは、旦那さんがアゴの歪みがあり、

分厚い肉が噛めないため、いつも肉屋さんでしゃぶしゃぶ用を買っていました。

それが普通だったため気づかなかったんですよね。

この子も遺伝か!?と思い、歯医者でフッ素ついでに相談しました。

すると、

『アゴは今のところ大丈夫です。大きくなるまでもう少し待ちましょう。』

 

もう少し待ちましょうって・・・いつまで待ったらいいんでしょう?

このフレーズは私にとっては聞き飽きた感があります。

でもどうしようもない。動けない。

 

4ヶ月おきにフッ素塗布には通院してたけど、特に何も言われず。

食べるものも減ってきて、肉は刻まないと食べられない状態。

前歯は伸びてこないし・・・。

どこまで待ったらいいんでしょう? 素人にはわかりません。

 

3年生になり、口は常に開いていて、舌が出ていました。

参観日など、周りのお母さん方も気づいたと思います。

歯は相変わらず伸びてきそうな感じなく、口元がだんだんだらしなく

ずっと口が開いてるので口臭もキツイ。

もうどうにかしないと、と思い、出っ歯が気になるので歯医者に相談。

矯正が必要なのでは?とたずねてみました。

 

歯医者さんはそこまで慌てなくても・・・という様子でしたが

私は無理を承知で、紹介状をお願いしました。

一度専門家に診てもらうだけで安心なので・・・と。

なかなか勇気がいりましたけど、手遅れになる前に。

 

そして矯正専門の歯医者を受診。

結果、

この子は噛む力がないので、歯がぜんぜん噛み合っていない。

噛み合わせると、奥歯の上下が合うだけで前歯は全然当たらない。

だから噛み切れないから食べられない。舌が出ているので

前歯の成長を止めてしまっている。

あと舌の動きが悪い。舌の訓練が必要。

説明されました。

わかりにくいかもしれませんが、横顔に例えると・・・

相手が←を向いているとすると

正常  (前歯) = (奥歯)

   (前歯) > (奥歯)

 

歯というか、骨格からゆがんでいたらしい。

舌も常に出ているから前歯の成長も妨げているらしい。

結局、今の段階(3年生)では、

寝ている間だけ歯の矯正器具を装着することとなりました。

やれやれですよ~。

現在の装置です。

上の歯に装着します。

 

写真中央、左右を走る針金で前歯が出ないように固定、

下の針金部分で、舌が出てこないようにしてあります。

2週間に1回、専用の針金で幅を広げ、上あごを広げていくらしいです。

 

これが第一段階らしいです。

これで治るのかしら・・・。

治るかはわかりませんが、解決しようとしてくれたこの歯医者さんに感謝です。

『様子みる。』って言葉は、

私も仕事する上でよく使う言葉だけど、

親として、状況を見極める力が必要だとつくづく感じさせられる。

気をつけないといけないな。

 

第二段階は、いわゆる一般的な金具??歯に直接取り付けるヤツかな?

まだ第一段階進行中です。

 

随時更新していきます→→ 娘の歯の矯正