認知症⑧ 義母に急展開。
私だけではないと思う。
みんな、何気に生きて、生活して、
仕事行ったり学校行ったり、誰かと接したり、
テレビ見たり、ケータイで動画見たり、ニュース見たり、
運転したり、空を見たり、誰かと電話したり、
今日は寒いぞ、って感じたり、何食べようかな、って思ったり。
それが当たり前で、当たり前だという事に気づかず生きてる。
昔、小児科の先生が言ったこと。
「普通に生まれてくるってことは奇跡なんです。」
確かに、今思えば、私が生きていることだって奇跡。
ベッドと壁の間に頭から落ちて、
挟まっていたところを助けられた赤ちゃん時代。
あと少し遅かったら死んでいたと母は言っていた。
昔だから笑い話だったけど。
アイスの棒を加えたまま遊んでいて、喉に突き刺さった。
上あごが削れて大出血した。
少しでも下にズレていたら、脳が損傷していたかもしれない。
ガサガサしていた子供時代。
母は、アンタには苦労した、ってよく言われた。
それでも私は運よく生きて、ここまできた。
これは、奇跡かもしれない。
人の命は、時にあっけなく終わる時がある。
職業柄、知っているつもりだった。
そして義母は、予想以上に早く、人生が終わってしまった。
77歳。
今の時代からすれば、ちょっと早いなぁ。
前回の記事からだと、ほんとに急展開。
なんかね、自分もいつこうなるかわからない。
きちんと終活しとかないと、子供に迷惑かかっちゃう。
自分は大丈夫!なんて考えは捨てて、
すぐに全てをまとめておこう。
大事な大事な子供に、迷惑かけないために。
これが最後の親孝行だと私は思う。
詳細は次回へ続きます・・・。
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