特定少年の犯罪 微妙な立ち位置でもやもやします。
令和4年4月1日から成年年齢が下げられ、18歳になっています。
これはニュースで取り上げられたりして、だいぶ知られていることと思います。
少年法も変わり、18歳・19歳の人は、その立場に応じた取り扱いとするため、
『特定少年』として、17歳以下とは異なる特例を定めています。
まぁ個人的には・・・優しい国、日本。というところでしょうか。
この法律が変わってから、私は、特定少年が起こした犯罪の被害者となりました。
被害に合ってから1ヶ月後に犯人が捕まりました。
早々に示談の話をしたいと加害者弁護士から警察、警察から私に連絡が入りましたが、私の個人情報を知られるのが怖かったので、私も弁護士をつけました。
その後、加害者弁護士から私の弁護士へ連絡は全くありませんでした。
逮捕されてから1ヶ月半頃に私の弁護士から、加害者が家庭裁判所に送致されたことを聞きました。
逮捕されてから5ヶ月後に調査官から連絡があり、聞き取りがありました。
その3週間後に調査書のコピーを見ることができました。
その1週間後(逮捕されてから約6ヶ月後)に、加害者の弁護士から
「謝罪文を書いたら読んでくれるのか。」
と私の弁護士さんに連絡が入ったそうですが、
「さぁ、どうですかね? 聞いてみないとかわりませんが。」と返事したそうです。
示談金についても少し話があったそうです。
その1週間後、私の弁護士さんの事務所に、大学生が書いたとは思えないようなとても簡単な謝罪文がFAXで届いていたそうです。
弁護士さんが、家に送付しましょうか?と言われましたが、私はまだ読む気はない旨を伝え、弁護士さんが預かってくれています。
そして裁判所に審判の日を尋ねたら、2週間後に迫っていました。
審判の日までに示談したいようで、向こうは慌てています。
今まで全く連絡なかったのに、この直前に、です。
難しいもので、少年犯罪は名前が公開されません。
特定少年の場合も同じ。相当な犯罪をしないかぎり名前は隠されています。
今まで犯罪に巻き込まれることなんてなかった人生なので、
個人的な感想で言うと、日本は犯罪者に甘い、ということがよくわかりました。
犯罪者を更生させようと、何人もがかかって良い方法を探し出し、手助けしてあげるのです。
反対に、被害者の味方は、自腹で雇った弁護士だけ。
それも最後は、私が折れて示談という形です。
折れなかったら・・・示談金もなし。
特定少年による犯罪は、少年犯罪の延長なので、それほど大きな処罰はありません。
きっと今回の加害者は県外の大学に通っているので、普通に生活し大学も通い、ゆる~い保護観察処分だと思います。
示談したので前科もつかないでしょう。
私は平々凡々と生活を送っていただけなのに、自分のことしか考えていない加害者のせいで、無駄な時間を過ごしました。
ほんとに不運でした。
こんなしょーもないことに巻き込まれたくなかった。
私のこの悩んだ時間と月日を返してほしいです。
加害者は自分のことが1番なんだと感じました。
そんな加害者を弁護するって、弁護士ってしんどくてバカな仕事だなって思いました。
最後の最後は、自分の弁護士も敵のような気がしました。
結局のところ、加害者は大事に扱われ、被害者は我慢するしかないのです。
弁護士や、それを取り巻く人々に、
「まぁ、しゃーないわ。許してやって。ちょっと魔が差しただけだから。」
って言われてる気がしました。
すでに審判は終わり、今は処分を待つのみです。
処分が決まったら、弁護士費用を払って終わりだと思ってます。
やれやれ・・・私や家族を巻き込まないでほしいなぁ。
しかし、あれだけ計画性をもって犯罪犯してるのに、
少々の示談金で許されるって・・・犯罪ってすごいなぁと思う。
少年でも犯罪は犯罪。実名公開したほうがいい。
人間、皆平等なのに、なんでこんな差つけるんだろ。
世の中、ずるい人が得するようになってる。
真面目は損だよ。
そういえば示談金、学生だから払えないとか言ってきたんだけど、
県外の私立大学に通ってるのにお金がない?
ほんとに犯罪者ってずるい。親も親だよ。
そんな親だから犯罪者が生まれるんだよ。
弁護士もおかしいでしょ。
そして被害者は我慢し許す。世の中おかしいよ。